4スタンス理論を聞いたことはありますか? 度々テレビでも紹介されたことがあるので、知っている人のほうが多いのではないでしょうか。そんな4スタンス理論に関する内容を紹介します。
目次
1. 4スタンス理論とは?
そもそも4スタンス理論とは何なのか。4スタンス理論を提唱している「廣戸」さんが解説しているページがありますので、まずはこちらをご確認ください。
簡単に言うと、人には4つのタイプA1、A2、B1、B2が存在していて、いずれかの動作方法が自分に合っていれば非常にやりやすく成長が早いということ。一流と呼ばれるアスリートは必ずと言っていいほど自分のタイプに合った体の動かし方をしているのだそうだ。
例えば
タイプA1の人が同じA1であるイチローのバッティングを真似るほうが成長が早い
タイプB2の人が同じB2である松井のバッティングを真似る方が成長が早い
といった感じ。実際に体を動かしてみると、どちらの形もやればできますがこの理論で問題になるのは「やり易さ」ということになります。
2. まずは自分のタイプを確認しよう
気軽に一人でもできる確認方法は以下の通り。
①まずはAタイプかBタイプかを見極める(分からない時は、どっちがやり易いかで判断して下さい)
・ペットボトルの水を肘を全く動かさないで飲みやすいか、飲みにくいか。
→飲みやすい人:Bタイプ
→飲みにくい人:Aタイプ
・壁に背を向けて立ち、垂直にしゃがんだ時の動作が
→苦もなくしゃがめる人:Bタイプ
→しゃがもうとすると体が壁に当たってこけそうになる人:Aタイプ
②1タイプ(内側)か2タイプ(外側)かを見極める
・両腕を広げて時計回りに5回程度回す。
→体(特に頭部)がほとんどぶれない人:1タイプ
→体(特に頭部)がぶれる人:2タイプ
・椅子に両足を揃えて座り、足のつま先同士を付けて立ち上がる。(超内股)
→立ちやすい人:1タイプ
→立ちにくい人:2タイプ
さて、ここまででほぼ自分のタイプがわかったのではないでしょうか。もしそれでもわかりづらかった人は4スタンス倶楽部のホームページでいろいろな判別法が動画で解説されているので、こちらも参考にしてください。
3. タイプがわかるといいことあるの?
人の体の動かし方はタイプによって分かれます。例えばジョギング一つとってもタイプによって以下のように分かれます。
・Aタイプ:脇を閉めて肘を体から離さないほうが走りやすい
・Bタイプ:脇を開けて肘を体から離し、ダイナミックに肘を可動させたほうが走りやすい
なので、自分のタイプに合った体の動かし方を意識することはより高い技術の習得に役に立ちますし、なによりもケガをするリスクを下げることができます。アオシマさんはボウリングが得意なので、この4スタンス理論に則った投げ方を紹介していこうと思っております。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。4スタンス理論と名前は聞いたことがあっても実際にどういうもので、どのように役になっているかまでは把握できていなかったのではないでしょうか。
「やり易さ」を追求することで、体への負担が減るのはありがたいことですね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。