ボウリングボールのドリルレイアウトを少し勉強しよう

ボウリングのマイボールを持っている方はご存知と思いますが、自身でボウリングの玉を買う場合同時にボールに穴をあけなければ投げることは難しいです。そんな穴をあける作業ですが、ボールを買ったところに任せきりになっていませんか?

入門用に安いボールを買うのであればよいと思いますが、ある程度フォームも固まりレーンコンディションを意識できるようになったらこのボールに穴をあけるところも勉強していきましょう。


目次

  1. ドリルレイアウトとは
  2. レイアウト解説
  3. まとめ

1. ドリルレイアウトとは

ドリルレイアウトとは、ボールに穴を空けるための基準を決めることです。例えば少し曲がりにくい玉にしたい、とかピンの手前でボールが曲がるようにしたいとかを決めるためのものです。

以下のような数字を見たことはないでしょうか。

 ① 4x4x2  5x3x1

 ② 40°x4x35° 50°x3x65°

どちらも同じような意味合いを持っており、これら数字には以下のような意味があります。

 1番目の数字:数値が大きいと曲がり始めるのが遅くなる、逆に小さいと曲がり始めるのが早くなる
 2番目の数字:数値が大きいと弱く曲がる、逆に小さいと曲がりが強くなる
 3番目の数字:数値が大きいほどピンの手前でのキレが無くなる、逆に小さいほどキレが増す

とはいえ、レイアウトがボールに及ぼす影響は30%程度と言われているので、必ずしもこの数値がすべてというわけではありません。


2. レイアウト解説

以下はよくお目にかかる代表的?なレイアウトです。

4x4x2

ドリルする人にもよると思いますが、初心者には結構な確率でこのレイアウトにしていることが多いと思います。手前で少し伸びてピン手前でしっかり曲がる感じです。

5x4x2

ピン手前まで伸びてそこからしっかり曲がる感じです。回転数が少し多い人は扱いがいいかもしれません。

5x4x5

いわゆるピンダウンと呼ばれるものです。手前は伸びでピン手前では緩やかな動きになります。ハイスピード、高回転の方であれば一つは持っていると思います。

人によって扱いやすいかどうか個人差があるため、どれがよくてどれがダメといったものではありません。まずは今自分が使っているボールのレイアウトを確認することをお勧めします。(ドリルした人に聞きましょう)

注意点

 ドリルレイアウトで影響を及ぼせる範囲には限りがあります。例えばハイパフォーマンスボールに曲がらないレイアウトで穴を空けても曲がります。逆も同じで曲がらないボールに極端に曲がるレイアウトを施しても期待したほど曲がるわけではありません。

ボールの動きに一番影響を与えるのはボールの素材(カバー)とコア(中に入っている芯)になります。
なので、自分がどのように動くボールが欲しいかを検討しそれに見合ったボールを選択することのほうが優先順位は高くなります。

実際にドリルレイアウトを体験するページ作りました。


3. まとめ

いかがだったでしょうか。ボウリングのボールって大体の人はボウリング場におられるドリラーさんに任せきりの方が多いのではないでしょうか。

信頼できるドリラーさんであれば問題はないと思いますが、PAPさえ確認してくれないようなところでは任せるのは不安があります。

(私も最初何も考えずにドリルは任せきりだったので、指に合っておらずよく親指をケガしていました)

次回は実際にPAPの計測方法、ドリルレイアウトのやり方、メジャーシートの確認方法などをネタに書きまとめたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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