クラウドサービスAWS上のEC2(サーバ)を手軽にバックアップしてみよう

サーバーのバックアップ、定期的に取得していますか?今回はAWS上仮想サーバーのバックアップを取得する方法を紹介いたします。


目次

  1. 準備するもの
  2. 手動でEC2バックアップ
  3. リストアしてみる
  4. まとめ

1. 準備するもの

以下を準備してからバックアップの手順に入ります。

 ・AWSアカウント

もしまだアカウントを持っていない場合は以下を参考に取得ください。

 ・バックアップ対象サーバー

バックアップを取得する対象サーバーです。サーバーの作成・起動方法は以下を参照ください。

ここまでで、準備が完了です。


2. 手動でEC2バックアップ

では早速バックアップを取得してみましょう。AWSコンソールログインを実施し、「サービス」→「EC2」→「インスタンス」を選択します。

AWS上でのサーバーのバックアップは、イメージとして取得します。通常ですとバックアップソフトを使ってデータをコピーするイメージがありますが、AWS上ではもっとお手軽に取得ができるのです。

バックアップを取得するインスタンスにチェックを入れて「接続」→「イメージ」→「イメージの作成」を選択します。

イメージ作成画面

以下画面が表示されるので、
 ・イメージ名:test
 ・イメージの説明:Get test image
 ・再起動しない:チェックを入れる
を設定して、イメージの作成を選択します。

これでサーバーのバックアップは完了です。想像以上に簡単に取得できましたね。イメージ作成時の再起動動作ですが、サーバーが再起動しても問題ない状況であればそのまま再起動させることをお勧めします。

再起動する理由はデータの整合性を整えるためです。といいつつ、再起動を実施しないまま取り続けていますが、特に大きな問題が発生したことはありません。。。


3. リストアしてみる

取得したバックアップからリストアしてみましょう。「サービス」→「EC2」→「AMI」を選択します。

先程作成したイメージが確認できると思います。

AMI画面

作成されているイメージにチェックを入れて「起動」を選択します。すると、通常EC2インスタンスを作成する時と同様のウィザードが開始されます。設定内容についてはEC2インスタンスを作成するときと同様です。

インスタンス選択画面

基本的には、バックアップを取得したEC2インスタンスと同様の設定でよいと思います。

ちなみにEC2インスタンスをスケールアップ、ダウンする方法もやり方は同様で最初のインスタンス選択でサーバーのスペックを決めることができます。物理では考えられないことですよね。


4. まとめ

いかがだったでしょうか。オンプレミス環境と違って、簡単に取得できる手軽さを実感してもらえたと思います。手軽にできる分、「どうしようもない問題」など発生したときには仮想サーバーを捨てて新しく起動しなおすという運用もありではないかと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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