Excelで条件分岐をさせたいのなら「IF」を使いましょう

事務作業にかかわらず、Excelを使った業務が当たり前となった昨今、最低限使えるようになりたい関数であるIFについて今回は使い方を解説します。


・IF関数とは

 IF関数とは、ある条件を元に処理する内容を変えるというものです。

 例えば、セルA1が空白であれば、”空白”という文字列を、そうでなければ”入力済み”と返すといった具合です。

 式は以下のように表します。

 IF=(論理式,値が真の場合、値が偽の場合)

 上記の例えを当てはめると、「IF=(A1=””,”空白”,”入力済み”」になり、以下解釈となります。

 セル「A1」の値が空白であれば空白を表示、なにかしら値が入っていれば「入力済み」を表示


・使い方

 以下の条件を元に、実際にシートに入力してみます。

  ・セルA1に「テスト」と入力があれば「当たり」を表示、それ以外の場合「外れ」を表示

  式は「=IF(A1=”テスト”,”当たり”,”外れ”)」となります。

セルA1には「テスト」の入力がないので、「外れ」が表示される

セルA1に「テスト」が入力されているので、「当たり」が表示される

・一般的な利用方法

 一般的な使い方を掲載します。

  ・IFを使って以下条件を達成する

  単価一覧表の単価列について、更新があれば更新した値を、それ以外は通常単価を表示させる


 該当する式は「=IF(H4=””,G4,H4)」となります。


・まとめ

 いかがだったでしょうか。IF関数については使いこなせないと作業効率が非常に落ちてしまうのでここで習得してしまいましょう。

 また、IF関数、VLOOKUP関数の組み合わせはよくあるので次回掲載したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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