ボウリングは昔と今では大分変りましたね

ボウリングといえば家族・仲間内で楽しむレジャーの意識が圧倒的に高いですね。

ボウリング場といえば巨大ピン

しかしボウリングは立派なスポーツであり、競技者人口も野球・サッカーを足した数よりも

多いといわれています。(老若男女問わず誰でもできることが理由でしょうか)

今回は競技という意味でのボウリングについて、最近の流行り?を紹介します。


目次

  1. フックボールを投げる人が減っている
  2. 高回転・ハイスピード化が進んだのはなぜ?
  3. ローダウン、両手投げ・サムレスは「力がいる」の勘違い
  4. まとめ

1. フックボールを投げる人が減っている

ボウリングといえばボールを曲げてストライクを取るイメージが強いのですが、
その中でフックボール(ちょっと曲がる)で対応することがセオリーみたいな
流れがありました。ところが近年では「ハイスピード」「高回転」が基本と
なりつつあり、「ローダウン投法※1」「両手投げ投法※2」「サムレス※3」が増えています。

なぜそのような流れが生まれたのか? 理由は単純で、ボールが進化し続けているから。
どういうことかというと、昔のボールはそんなに曲がる素材ではなくかつ、ピンに当たっても
派手にピンが飛び散るような動作ではありませんでした。最新のボールは高回転、ハイスピードを
意識して開発が進められています。

※1 投げ方は通常通りで、投げる寸前にきっかけを作りボウルに回転を与えて放り投げる投法

※2 ボウルを親指を入れずに中指・薬指だけを使って両手で放り投げる投法

※3 ボウルを親指を入れずに中指・薬指だけを使って片手で放り投げる投法


2. 高回転・ハイスピード化が進んだのはなぜ?

ボールのスピード、回転数を多くするのにはいくつか理由があります。それは曲げることも
理由の一つですが、主にピンアクション(ボールが当たった時のピンの飛び具合)
をよりよくするため。派手にピンが飛び回ってくれればストライクになる確率が上がるので、
ハイスコアも狙いやすくなります。

また、意外とこっちの理由のほうが大きそうですが、なによりも見た目が「かっこいい」
ような気がするから。すごいスピードで放り投げて派手にピンが倒れる音がしたら気持ちいですしね。

ピンがはじける音ってストレス解消効果があるのかもしれません。


3. ローダウン、両手投げ・サムレスは「力がいる」の勘違い

どちらの投法も若い競技者を中心に増えていますが、壮年でもきれいに投げることができる
人が増えています。これはどちらの投法も実は力は不要でタイミングさえ習得できれば
誰でもできるという認識が広まってきたからだと思います。

もし力で投げるようなことをすると、ローダウンでは主に手首と親指を痛めやすい。
両手投げでは中指・薬指を痛めやすい。サムレスでは手首を痛めやすい。
もし現状思い当たる節があるようなら見直す必要があるといえます。

ボウリングで重要なことは脱力することと言えます。水の入ったバケツを力任せに
放り投げれば水がこぼれて普通に投げることはできません。ボウリングはこれと同じです。
力任せにボールを投げれば体を傷めるだけでたいした結果が出ることはありません。


4. まとめ

本格的に取り組みたいなぁ、と思ったらボウリング場にいるプロボウラーに相談しよう。
ボウリング場には必ずプロボウラーが在籍しています。まず自分はどのようなタイプの
ボウラーになりたいかを決めて、どんな練習をすればいいかを聞いてみよう。
的確なアドバイスをくれるはず。

アオシマさんはサムレス以外であれば投げられるので、いずれHow to的なことができれば。


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