プログラムの基本である「for文」をpythonで実行してみましょうという内容です。for文はプログラムを書く以上必ず必要になってくるものなので、習得してしまいましょう。
目次
1. for文概要
for文の概要を確認しましょう。単純に何かの計算を繰り返すとか、表示を繰り返させるとか同じ処理を実行したいときに利用する関数です。イメージ例としては以下の感じです。
・例①
1-20までの数字がある
1-20までの数字全てに5を足したい
→ for文を使うことで、1+5、2+5、3+5、、、20+5を繰り返し実行させることができる
・例②
1-20までの数字がある
1-20までの数字全てに「個」を足したい
→ for文を使うことで、1個、2個、3個、、、20個を繰り返し実行させることができる
※Excelとかでやればいいじゃんていう突っ込みはここでは無し!
次は実際にコードを記述して実行しましょう。
2. 使い方
上記での例を元にコードを記述していきます。
・例①
hoge = 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20 #
・・・①
for i in hoge:
#・・・②
i + 5
#・・・③
else:
#・・・④
print('終了')
①1-20までの数字を「hoge」へ代入
②「hoge」に格納されている数値を一つ「i」へ代入する
③1-20までの数字に5を足す
④処理が終わったら「終了」を表示させる
では早速実行してみましょう。
>>> hoge = 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20 #・・・①
>>> for i in hoge: #・・・②
... i + 5 #・・・③
... else: #・・・④
... print('終了')
...
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
終了
>>>
全ての数値に5を足すことができました。
次に例②を実行してみましょう。
hoge = 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20 #
・・・①
for i in hoge:
#・・・②
str(i) + "個"
#・・・③
else:
#・・・④
print('終了')
①1-20までの数字を「hoge」へ代入
②「hoge」に格納されている数値を一つ「i」へ代入する
③iに代入される数値を文字列(str)に変換して、1-20までの数字に「個」を足す
④処理が終わったら「終了」を表示させる
では早速実行してみましょう。
>>> hoge = 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20 #・・・①
>>> for i in hoge: #・・・②
... str(i) + "個" #・・・③
... else: #・・・④
... print('終了')
...
'1個'
'2個'
'3個'
'4個'
'5個'
'6個'
'7個'
'8個'
'9個'
'10個'
'11個'
'12個'
'13個'
'14個'
'15個'
'16個'
'17個'
'18個'
'19個'
'20個'
終了
>>>
for文の感覚を何となく理解できたではないでしょうか。
3. まとめ
いかがだったでしょうか。実際にコードを書いて実行させてみると、そんなに難しい内容ではないことが理解できたかと思います。いざプログラムを書くと色々な要素が複雑に絡むためここまで単純ではありませんが、概要が理解できたならばよかったと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。