・概要
例外(エラー)が発生するとプログラムが異常終了します。このような例外に対応策を実施することを「例外処理」といいます。例外処理は「try」と「except」を使って構成します。
・構成
例外処理を実施するには、以下のように構成します。
try:
実行したい処理を記述(エラーが起こりそうなもの)
except エラーオブジェクト名:
エラーに対処するための処理を記述
try内でエラーが発生するとexceptの内容が実行されます。なので、exceptにエラーに対応する処理を記述しておけばプログラムは異常終了しないという仕組みになります。
・実行例
try:
print(test)
except:
test = "単純なエラー処理"
print(test)
#単純なエラー処理
tryブロックで「test」を表示させようとしますが、そもそも「test」を作成していないのでエラーとなります。なので処理がexceptブロックへ移り、引数「test」を設定したうえで再度「test」を表示させています。