ディスプレイのサイズは使用しているディスプレイによって大きさが異なります。そこで、そんなディスプレイサイズがどうなっているかを取得する方法を探ってみました。
目次
1. ディスプレイ解像度とは?
ディスプレイ解像度とはそもそも何?簡単に言うとパソコンの画面をどれくらいの綺麗さで表示させるかを設定する値になります。この値が大きいと全体的に小さく綺麗に描写されますが、値が大きいと全体的に大きく少し粗い描写になります。
windows10であれば、デスクトップ画面を右クリックして「ディスプレイ設定」を選ぶことで以下画面が出力され「ディスプレイの解像度」で現在の設定値が確認できます。

pythonに限りませんが、何かを自動操作させる必要があるときに画面の解像度が分かっていないと汎用性が失われることもあるのでこれを簡単に知ることが求められることもあります。
ちなみにこの画面ではディスプレイそのものの大きさは確認できません。
2. サイズの取得、使いどころ
では早速pythonを使って解像度、サイズの取得をしてみましょう。
やり方は簡単で、まず「windows コマンドプロンプト」より以下の通りライブラリをインストールします。
pip install screeninfo
次にpythonを使って以下の通りコードを実行してみましょう。
from screeninfo import get_monitors
for m in get_monitors():
print(str(m))
すると、現在の画面の解像度とディスプレイのサイズが出力されます。
Monitor(x=0, y=0, width=1920, height=1080, width_mm=294, height_mm=165, name='\\\\.\\DISPLAY1')
画面解像度:1920 x 1080
ディスプレイサイズ:幅 294mm 高さ 165mm
値の取得自体はとても簡単ですね。
使いどころはやはり画面を自動操作する時や、画面サイズ制限が必要な時でしょうか。コード内で解像度を確認させてもし規定値意外であれば注意をポップアップさせて自動変更させる、もしくは取得した解像度を持ってそれ専用のコードを実行させるなど。
3. まとめ
いかがだったでしょうか。画面解像度の取得って使うアプリやツールによっては必須になる場面がでてくるので覚えておいて損はないと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。