pythonを利用する上で、文字列・数値の違いを認識しておく必要があります。
今回はそれらの取り扱い方についてコードを含めて確認していきます。
・文字列としての扱い方
以下コードには2つの意味があります。
print(12345)
12345
print("12345")
12345
見た目には違いはありませんが、最初のprintは数値として扱われ、2つ目のprintは文字列として扱われます。
以下のように計算させようとすれば分かり易いかもしれません。
test1 = 12345
test2 = "12345"
test1 + 100
12445
test2 + 100
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 1, in <module>
TypeError: can only concatenate str (not "int") to str
test1は数値なので、計算ができます。test2は文字列なので、計算することができません。
文字列と数値を分けているのは「””」で括っているかどうかです。
文字列として扱いたい場合は「””」もしくは「’’」で括ってあげればよいことになります。
また、文字列と文字列を足し算することは可能です。
test3 = "わたしは、"
test4 = "それなりです。"
test3 + test4
'わたしは、それなりです。'
文字列の場合、足し算というイメージよりただ繋げる感じですね。
これからプログラムをしていく上で大変重要なことなので覚えてしまいましょう。