Python 比較演算子

2 つの値が等しいかどうか、どちらかの値がもう一方の値よりも大きいかどうかなど、 2 つの値を比較する時に使用するのが比較演算子です。比較演算子は結果を True または False で返します。ここでは比較演算子の使い方について解説します。


Pythonで利用する比較演算子

Pythonで利用できる比較演算子は、以下一覧の通りです。

x == yx と y は等しい
x != yx と y は等しくない
x > yx は y よりも大きい
x < yx は y よりも小さい
x >= yx は y と等しいもしくは大きい
x <= yx は y と等しいもしくは小さい
x in yx という要素 が y に存在する
x not in yx という要素 が y に存在しない

各比較演算子についてみていきましょう。

数値・文字の比較「==」

数値を比較する場合は整数だけでなく、浮動小数点数が等しいかどうかを比較することもできます。

#数値の比較

10 == 10
True

10 == 1
False

10 == 10.0
True

#文字列の比較

"潮干狩り" == "潮干狩り"
True

"潮干狩り" == "しおひかり"
False

これら以外にもタプルやリスト・辞書の比較も可能です。


("test00","test01") == ("test00","test01")
True

["test00","test01") == ("test000","test01")
False

{"test00":10,"test01":20} == {"test00":10,"test01":20}
True

数値の大小

数値がどちらが大きい・小さいを比較します。


10 > 1
True

10 < 1
False

要素を含むかどうか

例えば、以下リストの中に「TEST」を含めば「True」、なければ「False」を返します。


#含むパターン
test = "test banban"
"test" in test
True
"test" not in test
False

#含まないパターン
test = "banban teso"
"test" in test
False
"test" no in test
True

比較演算子の利用方法について、少しでも参考になれば幸いです。

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