ボウリングのリリースは無音がおすすめ

ボウリングのお話です。今回はリリースについてですが、これはどのような投法であっても共通する内容なので是非取り組んでいただければと思います。

目次

  1. なぜ無音がいいの?
  2. 無音リリースを始めよう
  3. 習得するために
  4. まとめ

1.なぜ無音がいいの?

そもそもなぜ無音がいいのか。その理由は以下メリットがあるからです。

・振り子の力をフル活用できる

振り子の力が最大になるのは真下です。無音でリリースするということは、着地する場所に近い場所で離す必要があります。ということは、「無音を意識してリリース=振り子の力を最大限活用する」となり、一番スピードが乗った状態となります。

・けがの予防にもなる

無音リリースを意識することで、リリース時にボールを持ち上げる動作(ロフトといいます)がほとんどなくなります。ということは体や指にかかる負担が減るということであり、全体的に無理な力がかからないのでけがを負うリスクが減少します。

・コントロールが良くなる

余計な力を使わずにリリースすることになるため、コントロールが良くなります。無音でリリースすることを意識すると力みが取れて毎回同じタイミングで投げることができます。

・それっぽい

ここが大事で、周りから見て「この人、できるな」という目で見られます。実際大会などで見かける上手い人は大体音を立てずに投球していると思います。(コンディションによってはロフトさせることもありますけど)

2.無音リリースを始めよう

やり方と言っても、特別凄い技が必要というわけではなく意識と反復練習ですぐにできるようになります。リリースするイメージは振り子ではなく、飛行機が着陸する感じで取り組むとやり易いです。

感覚としては、左足のくるぶしのほんのちょっと手前で離すとうまくいきます。この時に「落とす」感じだと下にがっつり落ちてしまうので、「転がす」イメージのほうがやり易いです。

取り組み方としては、助走は付けずにアプローチでボールをぶらぶらさせてくるぶし手前で転がすと感覚をつかみやすいと思います。

3.習得するために

無音リリースについては、だいたいイメージがつかめたと思います。そして習得するためのコツはただ一つ、ひたすら反復練習をすることです。最初のうちは考えながら反復を行うとよいと思います。体が覚えてきたら今度は何も考えずに反復を繰り返します。これは無意識で無音リリースができるようになる練習です。

「無意識にできる」はとても重要で、ボールを投げる度に「プッシュアウェイは手と足同時」、「手は握らず脱力」、「リリースは無音」など頭で考えて投げると高い確率で失投するからです。

理想は、狙った場所にイメージした回転・スピード加減を意識するだけの投球が良いと思っています。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。無音リリースって字をみただけではただの「こだわり」にみられそうですが、きっちりと意味があるんですよね。

最近はプロボウラーの方も無音リリースの練習方法を公開してくれていたり、そのメリットなどを説明してくれた動画などが発信されています。合わせて参照しながら自分に合った練習方法を実施してください。

ボウリングって奥が深いですよね。


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