TFCC損傷という病気をご存知でしょうか。私は2019年2月頃から痛みが始まり、4月頃には痛みが酷く手首を動かすだけで痛みが走るような状況になりました。流石にまずいと思った私は磐田にあるスポーツクリニックへ駆け込みました。そこで「TFCC損傷」と診断されたのです。
目次
1. TFCCとは?
TFCCとは、腕の骨(尺骨や橈骨)と手指の骨(手根骨)の間の小指側にある三角の形状をした組織のこと。「三角線維軟骨複合体(さんかくせんいなんこつふくごうたい)」といいます。

このTFCCが外傷などによって傷つくことを「TFCC損傷」と呼びます。手首を酷使する野球やテニスのようなスポーツでも、スポーツ障害のひとつとして発症します。
2. 発症した原因
はい、ボウリングです。当時握り癖が酷かったことが原因でキッチリ痛めました。スポーツクリニックでの診断後、暫くボウリングから距離を置き、手首を固定するサポーターを付け続けていたのですが何故か痛みが酷くなる一方でした。TFCC専用手術もあるみたいだが、チキンハートのアオシマさんにこの選択肢は厳しいものでした。このままだとボウリングも引退か・・・とさえも考えました。
3. どうにかならないかあがいてみた
とりあえず、手術以外の方法でどうにかならないかネットサーフィン!すると、マッサージを受けることで克服したみたいな書き込みを複数確認。100人が100人治るとは限らないらしいが、やってみる価値はあると早速情報収集開始。
①痛みの原因は大抵筋肉の血行がわるい・凝った状態であること
②凝りを解消すれば痛みが和らぐ可能性があること
③トリガーポイントを中心としたケア方法を実践すること
要は手首をケアするのではなく、トリガーポイントと呼ばれる場所をマッサージすればいいのね。さてそのトリガーポイントとやらを確認すると以下の場所と判明。
(手首を真横に動かしたときに動く筋肉の外側)

とりあえずここを中心としてマッサージを実行。私がやったことは、トリガーポイントに対して痛みが出るか出ないか位の強さで押す・揉むを繰り返しました。マッサージを実行後、すぐに効果が出て手首を動かすことができるようになりました。
4. マッサージ後のケア
マッサージが終わったら、腕全体をケアします。やり方はシンプルで、腕全体をスプーンで撫でるだけ。ちょっと強めに押さえながらやります。(腕が少し赤くなるくらい)
スプーンで撫でると、何も引っかからず滑らかに行く場所とザラザラした感覚がする場所があります。このザラザラした場所が正常ではないのでうまく解してあげます。

5. どれぐらいで完治した?
気にならなくなるまでだいたい3か月位かかりました。今では普通の状態です。ポイントはマッサージ後、手首の稼働域を広げてあげることと思います。マッサージ後に手首を全部の方向へ伸ばすストレッチですね。これを痛みが出ない範囲で動かして徐々に範囲を広げます。
ただし個人差があると思いますので、必ずこの期間で治るとは言えません。
6. まとめ
いかがだったでしょうか。注意点として、今回紹介したマッサージをやれば必ず治るものではないことをご承知おきください。また無理をしてマッサージを続けるようなことも避けてください。痛みが改善されない場合はやはり病院へ行くことが必要です。
もし同じ病気で苦しんでいる方の助けになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。