pythonを使ってLineにメッセージを通知させてみよう

今回はpythonを使ってLine Notifyに通知をしてみようという内容です。この仕組みを理解しておけば後々色々なことに応用ができますので覚えて使えるようになっちゃいましょう。


目次

  1. 事前準備
  2. pythonで通知
  3. まとめ

1. 事前準備

まずはLine Notifyを利用できるようにするために、「アクセストークン」なるものを発行します。以下の手順にて発行しましょう。(この記事は2020/6時点のものなので、もしかしたら手順が若干異なるかもしれません)

 ①「https://notify-bot.line.me/ja/」にアクセスし、自身のLineID・パスワードでログイン

 ②ログイン後、右上にある自身の名前を選択し「マイページ」をクリックします

Line my page

 ③「トークンを発行する」を選択します

 「トークン名」は、Lineに投稿したときの名前なので分かり易いものにします。


 「通知を送信するトークルームを選択してください」では、メッセージを受け取る人を選択します。
 今回は自分自身である「1:1でLine Notifyから通知を受け取る」を選択し発行するを選択しましょう。

 ④トークンが発行されるので、「コピー」を押して値をメモ帳などに貼り付けておきます。
  この時に自身のLine宛に登録した旨のメッセージが届きます。

発行画面

2. pythonで通知

準備ができたところで、早速pythonでメッセージ通知を実施するコードを実行してみましょう。

以下の通りにコードを実行します。実行はWindowsのコマンドプロンプト上でpythonを実行し、以下の通りにコードを入力することでも可能ですし、【ファイル名】.pyファイルとして保存して実行でもOKです。勿論jupyter notebookを使っても実行できます。

ただし、「token」は上記で取得したものを入力してください。

#ライブラリ「requests」がインストールされていない場合は、インストールを実行します
pip install requests

import requests as rt
token = "XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"
line = "https://notify-api.line.me/api/notify"
head = {"Authorization": "Bearer " + token}
mes = {"message": "ピンポンダッシュ!"}
rt.post(line, headers=head, data=mes)

自分宛てに以下メッセージが到着します。「トークン名」が送信者名として送信されてくるので、分かりにくい名前にすると「ウイルスにやられたのか!?」と勘違いするかもしれません。今回は「アオシマさん」として登録しているので、「アオシマさん」からのメッセージが届いたような感じになってます。

(ピンポンダッシュは迷惑なのでやめましょう)

Line画面

3. まとめ

いかがだったでしょうか。意外と設定自体は簡単に感じたのではないでしょうか。

ちなみに、Lineのグループ宛にもメッセージを飛ばすことができるようです。このメッセージ通知機能単体では使い道が限られる可能性がありますが、別の仕組みと合わせることで応用が利くと思います。
(AWS 上Clowdwatch + Lambda = Line Notifyなど)

例えばボウリング仲間用グループに対して、定期的に「金曜日20:00~ おっさん杯開催」といったメッセージを送ったり、すでに決まっている大会の日時が近づいてきたらお知らせするなど。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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